冬の室内で栽培するもやし

冬の室内で栽培するもやし

もやしの語源は「萌(も)やす」にあり、発芽させるという意味です。豆類、穀類の種子を用いる他、ダイコン(かい割れダイコン)や、近年はブロッコリー、カラシナなど幅広く発芽した新芽植物が利用されるようになり、スプラウトと呼ばれています。「もやし系スプラウト」と「かい割れ系スプラウト」に大別されます。
 いずれも基本となる種子は、一般の栽培用(種子消毒されているものが多い)ではなく、スプラウト用と表示し、取り扱われているものを入手することが大切です。カタログなどをよく調べ、早めに準備します。
 育てる手順とポイントは、(1)種子はよく水洗いする、(2)形が適した清潔な消毒した容器を用いる、(3)水分管理や遮光を正しく入念に行う、などです。
 それではまずもやし系スプラウトについて下のイラストで手順を覚えてください。これに向いている種子は、緑豆、大豆、小豆、エンドウ、ブラックマッペなどです。成長したもやしはガーゼを取り、瓶ごと水道の蛇口の下に置き、勢いよく水を流すと種子の皮がきれいに剥がれ落ちます。
冬の室内で栽培するもやし

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【注釈】

掲載している農薬の使い方(農薬使用基準)は、農林水産省が公開している記事掲載時点での農薬登録情報等と基に作成しました。
農薬使用の際は、下記に注意してください。

  • 登録内容に変更がないか、必ず最新情報を確認する。
  • 使用の際は、ラベルの注意事項を必ず確認し、適切に使用する。
  • 農薬使用基準は、農薬取締法に基づき、作物ごとに該当する農薬の使用方法、使用時期、回数などについて使用者が守るべき基準です。
    また、同一成分を含有する農薬を併用する場合は、成分の総使用回数に従う。