農作業アドバイス

小麦「さとのそら」の栽培ポイント

2017年10月11日

東松山農林振興センター

「さとのそら」は、短稈、多収で高品質が望める品種です。品種の特性を発揮できるような栽培管理を行い、品質の高い麦生産を目指しましょう。

図1 さとのそら栽培暦
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1 排水対策

小麦は、湿害に弱く、湿害が発生すると収量が著しく低下します。湿害を受けないよう排水対策を徹底しましょう。

地表水を除去するため、明渠をほ場周囲とほ場内10m間隔に掘り、排水溝と連結します。

また、補助暗渠として弾丸暗渠を実施する事も効果的です。弾丸暗渠は、本暗渠と直交するよう2~3m間隔に施行します。

2 播 種

○播種適期:11月10~25日

12月以降の遅まきは、減収となり、外観品質も悪くなるため、なるべく11月中に播種しましょう。

○播種量:5~7kg/10a

「さとのそら」は、分げつが旺盛で穂数の確保がしやすいため、厚まきは倒伏を助長し、弱小穂が増加します。

播種時期が遅くなってしまった場合は、穂数を確保するため、播種量を多くします。

○播種深度

発芽、分げつを確保するために、播種深度は2~3cmとします。

3 施 肥

(表1参照)

多収を目指すため、肥料は適正量施します。

①基肥+追肥体系の場合

基肥は、窒素成分で8~10kg/10aとします。

生育後半に窒素吸収量が増加するため、必ず追肥を行い、生育後半まで肥料を切らさないようにします。

追肥は、出穂2週間前の4月上旬に窒素成分で4kg/10aを基本とします。ただし、機械作業等で4月上旬の追肥作業が困難な場合は、茎立ち直前(3月上中旬)に窒素成分で4kg/10aの追肥を行います。

②一発施肥の場合

緩効性肥料を用いた一発施肥では基肥を窒素成分で10~12kg/10aを目安とします。

表1 施肥例
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4 麦ふみ

「さとのそら」は短稈で穂数が多いという特性があり、倒伏しにくい品種ですが、凍上害を防ぎ、根張を良くし、しっかりと生育させるために、麦ふみを必ず行います。

麦が3葉期を過ぎたら1回、その後2週間以上の間隔をあけて3回程度行います。早まきや暖冬年では、徒長を抑制するため、回数を増やします。

5 赤かび病防除

「さとのそら」の赤かび病抵抗性は中程度です。赤かび病が発生すると、カビ毒(DON)の生産の危険があり、販売できなくなるので、開花期(出穂後7~10日)に必ず行いましょう。

6 収 穫

「さとのそら」の収穫時期の目安は、出穂後50日頃です。収穫適期は、穂首の周辺の緑色が完全に抜け、2分の1以上の穂がわん曲した頃です。早刈りにならないよう注意しましょう。

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